縁起恐怖


(症状と改善法について)

数字の4とか9が縁起が悪いということで気になってしまうことは、誰にでも、良くあることですが、これが過度になり、病的状態になっているのが縁起恐怖だと言って良いと思います。

人によっては、いつも決まった儀式をしないと、何か悪いことが起こると感じてしまい、傍から見るとバカらしいような行動を取ることもあります。

統合失調症(昔の精神分裂病)の場合も、これと同じような行動が見られる場合がありますが、この場合は、自分自身で馬鹿げたことをしているという自覚がないものなのです。

つまり、縁起恐怖の場合には、自分でも馬鹿げたことだと感じながらも、気になってしまい、縁起を担いだ行動を取ってしまうというところに特徴があります。

そして、これは強迫行為の一種になりますので、強迫性障害の範疇に入る症状だと言えるのです。

しかし、この縁起恐怖の症状も、その根本原因は神経症から来ていますから、森田療法の考え方を身につけていく中で、少しずつ改善してくるものなのです。

ただ、このためには、ある程度の時間が必要になってきます。

つまり、精神安定剤や、抗不安剤といった薬を飲めば、これですぐに治るという類のものではないのです。



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